Food-Grade Bottle to Bottle Recycling System in Japan
Time
2022-02
Area
Japan
容量
6tons / hr
Application
Bottle to Bottle
三菱は日本最大の企業グループとして、積極的に日本政府の環境保護の呼びかけに応じて、PETリサイクル事業に進出しました。三菱商事はウツミリサイクルシステムズと手を組んで、合資企業を設立しました。ウツミリサイクルシステムズはBoReTechのリサイクル洗浄設備を長年使って来たオールドクライアントの為、プロジェクトの初期検討の段階で、既にBoReTechをプロジェクトのサプライヤーとして選定しました。
本PETリサイクルプロジェクトは、投入量6トン/時間のPET洗浄ラインとEREMAのペレタイジングシステムで構成される年生産量25000トンの食品グレードB2B生産システムです。BoReTechは本プロジェクトのPETボトルリサイクル洗浄ラインの担当者として、日本の標準PETボトルリサイクル洗浄ラインの上でウツミリサイクルシステムズが10年近くBoReTech設備を運用してきた経験と、将来設備使用上の便利性も考慮に入れて、設計を行いました。
近年日本市場のプロジェクト運営及び管理の成功経験のお陰で、三菱プロジェクトはプロジェクト起動から設備の納入まで順調に進みました。
弊社はプロジェクトの進行中、沢山の難関を突破して、電子制御システムのデータ交換、プラットフォームの最適化、プロジェクトコスト管理、プロジェクト実行の透明化及び設備取付のリモート指導などいろんな面でいい成績を取れました。コロナウィルスの影響でBORETECHからエンジニアを派遣することができなくなりましたが、日本市場で積んできた経験、日々完璧化されていく取付マニュアル、毎日の取付進度検討会議を通じて、オーナーが自らの力でこんなに厖大なプロジェクトと複雑な制御システムを完成させました。2021年9月に本プロジェクトの取付作業は完了され、10月に設備の試運転調整作業も無事終わりました。2022年2月から正式に商業運転段階に入りました。
本プロジェクトの洗浄ラインの末端に弊社はサイクロンラベル分離設備を配置することで、熱収縮ラベルや冬の多層ボトルが多い日本ボトルの特性を対応します。サイクロンラベル分離設備により、大部分のラベルやナイロンフィルムが除去できます。本プロジェクトの水循環システム部分はオーナー自ら設計、購入、製造したもので、弊社は補助材料取集設備、振動篩、タンク及び材料取集トロリーを提供しました。日本の人件費が非常に高いことを考慮して、未来自動選別ロボットアームを追加することで人工コストを削減する可能性もある為、オーナーは自動選別ロボットアームの設置場所も用意しました。